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8月23日(土)に広島キャンパスにて地域連携センター主催の公開講座である応用情報学連続講座-情報学で何ができるのか-の第3回講義を開催しました。この講座は9月まで4回に渡って行われる連続講座であり,地域創生学部の地域産業コース情報分野の教員が専門分野について高校生に分かりやすく紹介する講座です。
第3回は折本寿子教授が担当し,「声や音の活用法を考えてみよう」がテーマです。まず,年齢によって聞こえなくなるモスキート音や,自分が普段聞いている声を空気を伝わる音と骨を伝わる音に分けて聞いてもらいながら,音の性質について学びました。その後,音声認識の方法について説明し,音声認識に大敵なノイズを除去する方法を説明しました。最後に,参加してくれた高校生さんの声を使って,雑音を入れたり,音階の「ド」を入れたのち,それらの音を除去する実験を行いました。音の性質として,簡単に発生することができるが,消えてなくなるところに特徴があり,皆さんの身の回りでも音を使って便利になっていることなどを探してみてほしいとお伝えして講座を締めくくりました。
次回は,9月13日(土)に第4回(最終回)が開講されます。